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ひとりでさみしく

使用したAI Stable Diffusion XL
4.x かまってちゃん
 あの日のことが忘れられなくて、なにしててもぼーっとしちゃってる。
 誘ってよって言ったくせに出張だからって。やるだけやっといてほったらかしはムカつく。
 どうせわたしでシコっちゃってるくせに。それならこっちだって――
「バカじゃないの」
 通販で買ったバイブを見て、思わず自虐してしまう。
 こんなのできもちよくなってもむなしくなるだけなんだから。
 ぐちぐち言いながらパンツを下げて、クリトリスに指をひっかけてこする。
 指を入れた瞬間に思い浮かんだあの日のこと――
「は、ほしい、おちんぽ……」
 べちゃべちゃに濡れたおまんこに、そっとバイブをあてがった。ゆっくり奥に入れていくだけで呼吸が荒くなる。もう痛くなくなった、な。みっちりぜんぶ飲みこんだら軽くイキかけた。スイッチを入れると暴れまわってさらにきもちよくなる。
 でも、やっぱり、このまえとちがう……
 もっとほしくなってたまらなくなる、あの狂ってしまうような快感じゃない。
 無意識のうちに、スマホを手に取って通話をタップしてた。
「……もしもし?」
「すみません、今残業で――」
「……そう。オフィス、だれかいるの?」
「いえ、ぼくひとりですけど……」
 スマホをスピーカーに変えて、そこらへんに放り投げた。
 バイブでぐちゅぐちゅかきまわされる音と振動が部屋に響き渡る。
 カメラをオンにしてるわけじゃないけど、見られてるって思うだけで興奮しまくってた。
 柚羽、と呼んでくれるこえに、もう昂りまくってて頭真っ白。ほどなくあられもないこえをあげて果てた。もちろんぜんぶ聞こえてる。聞いてほしかった。きみがほしくてほしくてしかたなくてこんなふうになってるって――
「あの、新幹線で三時間くらいなんですけど、明日こっち来ませんか?」
 それでいいんだよ。
 シンデレラを放っておくなんてマナー失格だよ。

呪文

入力なし

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