醒めた炎 木戸松菊先生
大隈重信が全く同じ事言ってたりする....
とは言え、何回リテイクしても似てくれねえ
多分その内、木戸大久保両公を主人公にした小説も書きます。徳富蘇峰はこの二人の関係性を険悪なのに別れることが出来ない夫婦に例えていましたが、絶妙な例えですね。
この二人の関係が円満だったことなどほぼ絶無なのに、絶対に関係が切れなかった二人です。
大久保は親友である西郷を切り捨てても、木戸との関係性だけは切る事だけは出来ませんでした。
木戸は最後はもう大久保に対して生理的拒絶反応すら起こしていた節がありますが、それでも尚、彼が最も評価していた政治家は大久保であり、信頼できる政治家もまた大久保しかいなかったのです。
(特に木戸にとっては壮絶に不幸な関係だったと言えます)
西郷南洲翁と大久保の関係性てのは、ドラマにもなるし現代でも知られていますが、木戸大久保両公の関係性に注目する人は現代、余程の通な人でなければ絶無でしょうね。
だけど、明治政府の礎を築いたのはこの二人です。当時の人は万人が等しくそう思っていました。
呪文
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