「隣町まで買い出しです」
「実はお米がもう無くなりそうで」
「それはやばいな」
「そうなんです」
「で、なんで隣町なんだ?」
「玄米を安く買えるところがあるんです」
「でも、玄米って精米とかいるんだろ」
「それが、旧館の倉庫に古いのがあったんです」
「使えるのか?」
「パパさんと試してみたら大丈夫でした」
「そっか」
「でも、最低が10kgなんです」
「それで、俺か」
「はい。頑張って持って帰りましょう」
「いいけど、配達でよかったんじゃ?」
「今回は配達が間に合わなくて」
「あ、そっか。じゃ仕方ないな」
「仕方ないんです」
呪文
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