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「申し訳ございません、この映画は延期しました」
「この映画も延期しました」
「延期です、延期…」

規程の期限まで完成できない悲しみが具現化された空間、画面に映るのは制作延期の作品たち。
始めは作ろうと意気込んでいたが、いざ、蓋を開ければ作ることができなくなってしまった作品たちだ。
「ごめん、ごめんよ」
中には無惨にも殺してしまった作品もある。
もっと、大切にすればよかったと思うものまで、
「すみません、すみません」
壊れていく正常な判断、
返答に時間かけて間に合わなくなったもの、常に追われ続ける、
返答を見ている暇など彼にはなかった。

これは、孤独な精神世界、
色はなく、あるのは白と黒、
他者が恐くなり閉じ籠もった精神世界、
しかし、彼にとって、この空間は怖く、
不安が常に心を突き刺す。

「解放してくれ、お願いだ、」

自身をトイレに流したい、
そして、彼自身の物語を
暗い暗い底で溺れさせたい。
でなければ、終り方がわからないのだ。

「終り方に悩んでいるのならば妥協すればいいじゃないか」

「できたら、悩んでいない、終り方には、一定の纏まりを、理由を求めなければ物語は崩壊してしまう」

妥協すればいい?
彼はこの目の前の人間を殺したくなってきた。

「私は時間をかけて、できるだけ、破綻させないように楽しませてきたのに、お前は!妥協していいとは!まるで、大に便をするようなものじゃないか!」

「どうせ、誰も見てないよ、こんな駄文に」

「くっ!」

彼は深く傷つき、
目の前の人間を殴る、画面が1つ傷つく

「お前は、何で、そんなことを」

傷が1つ、つく度に目の前の人間とリンクするように画面にひびが割れる

「壊す、壊して、破壊する」

目の前の人間は、ニタニタ笑う。
殴られているのに、なんで?なんで?
と彼はもう頭の中が混乱し、
たおれる。

「意識を失うことで幕を閉じるのか、いいだろう、お前はそれで終わりってことにしたんだな、もしくは、疲れ、現実からの逃避と言ったところか」

彼は眠る、寝落ちのように、
意識不明の睡眠へと陥る。
でなければ、体が危険だと
無意識に反応したようだ。

(猫メモ)
心の中の不完全さ故に、闇が出てくる。
トイレは1つの精神世界だと仮定すると、
このプロンプトで出てきた、後悔や申し訳なさが如実に出ていたように思う。
作品を期限までに投稿できなかったことや、満足したクオリティを出せていないくやしさ。どうすればいいんだ、ともすると、自由を求めて、不自由さの中に生きる、矛盾を抱えたまま生きてることに
本作の物語は現れている。

呪文

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イラストの呪文(プロンプト)

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イラストの呪文(ネガティブプロンプト)

入力なし
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