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感じるまま、歩く葵...
とある場所に、会いたい人物が居た...

葵「椿咲ぁ!」
とっさに叫ぶ葵。
椿咲「......!?あおい??なんで??」
葵「何となく、椿咲がここに居る気がして...」

椿咲「!?ばか...感が良いのは他のにとっといてよ!」
葵「これからアンタば助ける!」
椿咲「助ける?アナタが!!冗談もいい加減に!!!」
葵「大丈夫!!」

葵(気圧されるな!!?うち!ここで引くもんか!!)
冷や汗を押し殺し、対峙する。
邪神が本気なら既に自分はヤられているはず...
椿咲が...邪神を必死に抑えているというのが否応にも感じ取れる。
葵「必ず助ける!そう決めた!」

椿咲「冗談言わないでよ!?早くここから逃げてよ!!」
葵「何をするつもり!」
椿咲「...この場所で降臨するつもりみたいなの!そうなれば...もう駄目!ずっと前からワタシは手遅れだったのに!変な期待を持たせないでよぉ...」
葵「その期待を希望に替える!邪神降臨なんてさせんばい!」

椿咲「貴女は本当に......馬鹿なんですから!?」
葵「馬鹿で結構!また椿咲とランチにお茶、勉強もやし♪色々これから先遊べるのならね!」
先々の事を話す。葵は本気だ。
椿咲「......なら......しな...ないで.......!」
葵「!?椿咲???」

全身を震わせて椿咲の様子が豹変する...
恐らく、邪神と入れ替わったようだ。
邪神『小娘ごときが神に逆らうか?』
葵「人から作られたあんたごときに椿咲は渡さん!」
邪神『愚かな!なら降臨の糧に貴様を頂く!』

葵「ざけんな!あんたばボコボコにしちゃる!覚悟しんしゃい!」
精一杯の啖呵を切る。もちろん、葵にどうこうする力はないはずなのだが...

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