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【NSFW】神にも獣にもなるもの①

使用したAI Holara
植民都市ノラヴィアを立ち、偉大なる灰白海を西進。常闇の国レムリスへと至る。
北上し、不死の森を抜けスカアルの大地峡を渡り、さらに進むこと三月余。

 私はついに大陸の深淵、背徳と禁断の地エルドアの外郭に到着した。

『ほぉ、客人とは珍しい。歓迎いたしまするぞ』
老婆に案内され、私はエルドアに足を踏み入れた。供回りの者共は皆怖気づき、一人として付き従おうとはしなかった。

 エルドアの城郭は質素だが堅固だった。土塁も堀も二重に構えられており、櫓の数も多く、容易に攻め落とせそうにはなかった。
迷路の様な通路を四半刻ほど進んだ時、目の前に広大な庭園が姿を現した。

『客人もご存じでしょうが、エルドアの特産は"コレ"でしてな』
老婆が手を振ると、周囲から人影が集まってきた。エルフだ。

 皆、全身を金銀で飾り立てつつ、布は下半身をわずかに隠すのみで、頬を紅潮させつつ私に微笑みかけてくる。
その淫靡で妖艶な姿に、私は身体の奥底を雷で打たれたかの様な錯覚を覚えた。

『こやつらは出荷を控えておりますれば、既に買い手も付いております。が、お見せする程度なら』

 老婆が合図すると、一人のエルフが近寄ってきた。か細く何かを囁き、軽く会釈をして科を作る。
言葉は分からないが意図は明白だった。『どうぞ、ご存分にお調べくださいませ』と。

『これがエルドアのエルフでございます。かつて未曾有の大飢饉に襲われた我らは、
自らを商品として対価を得ることを選んだのでございます』

『我らは永年に渡り"努力"を続け、エルフを魅力ある品に育てるべく技を磨きました。
赤子から選別し、素質がある物を厳しく躾け、あらゆる技を覚えさせ、
主人への忠誠と無限の奉仕を最上の喜びに感ずる様、育て上げるのでございます』

『肌も、髪も、肉も、唄も、極上に仕上げます。金は相応にいただきますが、
至高の逸品が値を張るのは神代からの習い。時と技に投資いただくとお考えいただければ、
決して高いとは申せますまい』

 老婆は饒舌に語り続けたが、私は目の前のエルフにすっかり魅了されていた。

 艶やかな髪、紅く染まり照り輝く肌、最上級の宝石を思わせる潤んだ瞳。
巨大な、しかし丸々と張りのある乳房。その頂は今にも破裂しそうなほどに膨らみ、熟れた果実を思わせる。

 ぐっと絞られた腰と一転して解放された臀部、それに続く太腿。
両脚の間は薄布で隠されてはいるが、足腰の肉付きから、その奥は充分に雄を受け止め、
包み込み、主人のあらゆる要求に応えるであろうことは容易に想像できた。

 私はそれが、ただ快楽のみを求め、それ以外の用途などまるで考慮されずに、
何十世代にも渡って"改良"され続けた結果であることを悟り、その冒涜性と背徳感に圧倒されていた。

 ふと、目の前のエルフが視線を落とすと、頬の赤みを増した様に思われた。
私は、私が人目にも分かるほどあからさまに変化したことに、しばらく気が付かなかった。


【言い訳】
・前回より文章量減らしましたが、エルフの描写は減らせませんでした(そこがメインだし)。
続きはその気になったら書きます。

呪文

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