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俺君「うわぁッ! ちょッ、なんだッ!」
ミライ少女「お前の帰りが遅すぎて、待ちくたびれた」
俺君「それが、初対面の相手に言うセリフかよっ。それに、オレの部屋を白紙空間にしてしまいやがって」
ミライ少女「ああ、それは、すまないね」
俺君「それ、ぜんぜん悪いと思ってないだろ。オレ帰ったら、ポテチ食おうと思って買っておいたヤツあったのに、キレイに消滅してんじゃねーか」
ミライ少女「だったら、それをいち早く復元するように、時空メンテナンス業者に言っておくことにしよう」
俺君「そんなもん、食えんのかよッ」
ミライ少女「それは大丈夫。素粒子レベルから復元するから、金属は金属、木材は木材に、すべて本物になる。今、業者に指示を出したから、3、2、1、はイッ」
俺君「うおっとッ。空中からポテチが降ってきた。オレの好みのコンソメ味。しかし、マジかよこれ」
ミライ少女「マジだ。なんなら食ってみ、本物だから」
俺君「うそォッ、たしかにッ。メンテ業者は万能かよッ。まさか、空中元素固定装置の原理とかか?」
ミライ少女「さあ、どうかな。私はエンジニアじゃないし。まあ、ちょっと課金したから、まっ先に復元された。そんなので機嫌直してくれるんなら、ハイッ。もっと出しましょう」
俺君「おおおーっ、いやもう、そんなには、いらねえええっ」

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