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とある大天使長の過去

使用したAI Custom Model
先に投稿したのから話を膨らませてみた()
触手にするとエルフ耳になるのはなんなんだろうねorz
良いんだけど、気にはなる。

人間ver

https://www.chichi-pui.com/posts/6bd166a5-1695-46d4-8dbf-193fad55bcf6/

触手ver

https://www.chichi-pui.com/posts/aee19e62-8f34-401b-8118-f25021b11d0a/

 天界……神及びそれに従う天使が住まう地。嘘か誠か、そこでは
こんな噂がある。
 見習い天使が地上で人間や魔物(主に触手)に襲われる件、大半は
大天使長の独断による選別であると。
 あくまで噂であって、真偽を直接確かめたものは居ない。いや、
居なかった。誰もが大天使長の怒りを買う事を恐れているからだ。
そんな折、一人の天使が天界に戻ってきた。

 謁見の間

「……。無事に辿り着いたのは2割ですか。監視ご苦労様でした」
「はっ……その、だ、大天使長。も、申し上げにくいのですが」
「言いたい事があるなら言いなさい。咎めはしません」
「で、では、失礼して」

 天界にて流れている噂に関して監視役の天使は聞いてみた。

「事実です」
「なっ!?」

 拍子抜けするくらいあっさりと大天使長は噂は事実だと認めた。

「正確に言えば、その噂を流させているのはこの私です」
「っ!? な、何故……そのような事を」

 黒き翼の大天使長は語る。

「地上にはこのような言葉があります。獅子は我が子を千尋の谷の
 谷に落とすと」
「は、はい、存じております」
「……。私にとって他の天使は我が子みたいなもの。だからこそ、
 あえて厳しい道を……試練を与えざるを得ない」

 天使にとって地上の任務というのは花形である一方で、常に危険
が伴う。欲深き人間による天使の捕縛及び研究。魔物、主に触手型
による凌辱の可能性。
 それらの危機に時に対処し、時には回避し、任務を忠実にこなす
天使は本当に一握りしかいない。

「言ってしまえば……本番はこれからです」
「これから……ですか?」
「今回乗り切った2割の天使達。何かしらの形で脱落し、回収した
 天使達で心の折れていない者達を含めて……本当の意味での試練
 はこれからという事ですよ。我々を狙う者はあまりにも多い」

 人間は捕らえた天使を研究し、直接犯す方法をあるいは不老不死
を目論み、魔物達は天使の力を得てより強力な存在になろうとする。
天使である以上……地上にて任務をこなそうとするなら、常に危険
は付きまとう。

「地上でのそれらを乗り越え、本当の意味で天使になった時、その
 者達は大天使と呼ばれ、真の意味での神に仕える者となる」
「な、なるほど……そういう事でしたか」
「かくいう私も随分と酷い目に会いました」
「っ!?」

 人間に捕らえられ、時には身体を切り刻まれ、時には彼らの欲望
に間接的に汚され、自身の出した体液は全て研究に回された。
 人間の手から逃れしばらく経った頃、魔物と戦い退けたところに
触手が現れて死ぬかと思うくらい犯された事もある。
 かつての白き翼はいつしか黒く染まり、天使として失格と陰口を
叩かれた事もある。

「確かに我々人間は天使を直接は犯す事はできない。ならば、その
 心を折って天使である事を放棄させてやろう」

 かつて、自分を捕らえ酷い目に合わせた人間は確かにそう言った。
既にその人間は死んでいるが、今でもその手の輩は幾らでもいる。
 素股、フェラチオ、パイズリetc……etc。随分と仕込まれたもの
だと、当時を思い出し、弱かった自分に腹を立てることもある。

「心が折れた者は地上志望からは遠ざかるでしょう。残った者も、
 無事だった者も、今後どうなるかは分からない。常に危険と隣り
 合わせ、その事を忘れないためにも噂を消すことはできない」
「し、承知しました」
「まぁ、この事は他言無用でお願いしますよ」
「も、勿論です」
「では、下がってよろしい。今後も監視をお願いしますね」
「はっ」

 結果としてどんなに恨まれようとかまわない。むしろ、それを
糧に強くなってほしいと願う。

「我ら天使の行動の全ては……神のために」

 ただ、その一念で彼女は今日も動く。

呪文

入力なし

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