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猫や犬はペットだから食べてはならない。
それは果たして世界中にも同様に言えるのだろうか。
終末世界で飢饉を経験した阿龍田稲瑠は
何でも食べた。極限状態から、終わりゆくALTAIRの世界で、提供される御飯がなくなるほどに、猫や犬、人、天使、悪魔…命、全てをいただいてきた。
故に彼女が発する言葉は赤く重いのだ。
それは、今日その日に生まれでたALTAIR消滅後のALTAIRちゃんよりも深く、重くのしかかっていた。
だからこそ、越夜隊のゾンビ、味方を食らった後、生き残った猫や犬、人を余さず食べるのだ。いつ、また悲劇が起きるか…わからないのだから。
ウイルスとは…世界の病気であれば
阿龍田稲瑠はこの世界のマクロファージなのだ。
社会に生み出されし混沌を阿龍田が食して
無害化する。
「それでは調理をします」
猫の息の根を止める
赤い血が出てくる。
ドバドバと…それはかつて、その猫が生きた生命の証だ。
旧時代であれば、放映されないカメラ外の出来事、料理番組で豚肉や牛肉の屠殺シーンは流されない。
命の嘆きを聞かせないメディア…そして、
死体すらも同じく、ブルーシートで覆い隠す。
終末事変が起きた背景の一つには、あまりにも社会が命の在り方を倫理を重視したあまり、おかしな方向へと向かっていったからなんじゃないかと見ている。
守るはずの倫理は人々の狂気を拡大化させ、崩壊への調べを書き綴らせた。
まさしく、道化のピエロだった。
猫肉に加工し、それを、今日は小麦粉と卵で眩し、ネコカツにする。
炊き立ての御飯の上にネコカツを乗せて
できたのは、阿龍カツ丼だ。
その肉は日によって、まちまちで様々…
親子丼だったり、ALTAIR丼だったりと、
とにかく彼女の生きてきた経験が
命を肉として定義することができてしまう。
彼女は、阿龍田稲瑠とは、通常の、
前史の考える法や概念では考えられない存在なのだ。
そこに、普通が現れれば、彼女はナイフを持って突き刺し食べることだろう。
しかし、彼女は感謝を忘れない…
命に対して、
自身が取り込む食べ物に対して、
「いただきます」
人が人であるための線引き
獣ではないことを証明する言葉、
聖なる書物に栞を挟むか如く
阿龍田稲瑠は阿龍カツ丼を食べて後半戦も頑張ろうと奮起するのだった。
(猫メモ)
阿龍田稲瑠が、他のALTAIRちゃんと比べて狂気と混沌を増してきている。これは、CrazyEyesによるものかALTAIR世界が消え去ったことなのか、いずれにせよ複数の要因によって構築された創作生命体だと思いますね。故にこれからも、ちちぷいにカオスを届けていこうという熱意が彼女から見えました。旅人が制圧した地域、今は越夜隊の地域であろうニューオナスをニューカオスにして、阿鼻叫喚の地獄絵図、涙と怒号溢れる空間にしてみたいものです。

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