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「おともだち」迎撃作戦

使用したAI その他
尊敬する猫黒夏躯さんの「おともだちクラス2」、謹んで迎撃させていただきます。
https://www.chichi-pui.com/posts/db338b2b-ecac-441b-915a-f4bb8caa10b5/
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「指令室、目標へ照射準備完了した。指示を待つ。……本当にやっていいのか」
「もうこれしか方法がない。あいつらにとっても、これが最善だ。作戦開始」

「ヒノイの兵士周辺にフェンテスのアンドロイドがいる」という報告は、ちょっとした騒ぎを引き起こした。
当初は脱走に成功したと誤認し、迎えに行った者が更に捕獲されるという事態が繰り返されること数度。
追加で捕虜になる個体が一個小隊を超えるに至り、ようやくフェンテス側も「彼らは洗脳された」という結論に至った。
ログを解析すると、捕獲された個体からネットワークにアクセスし情報を吸い出されている形跡を発見。
この「幽霊部隊」を一刻も早く殲滅すべし、という命令が下った。


「おともだちクラス」小隊の指揮官は、次の襲撃予定地点に「おともだち」を連れて向かっていた。
前回の襲撃でその場所にフェンテスが情報収集拠点を築いている、という情報を得たためだ。
うまくすれば、更に「おともだち」を獲得できるかもしれない。
予定地点に近づくと、情報通り巨大なアンテナを積んだ大型の電子戦機が見えた。あれが目標だ。
彼女は一人小さく笑った。

次の瞬間、周囲の「おともだち」から一斉に盛大な火花が散りだした。
自分の体も燃えるように熱い。体中の血管が沸騰するような熱さだ。
身に着けた「身代わり式神」が次々に燃えていく。
「……レーダー照射!」
今更ながら彼女は気づいた。これは罠だったと。
だが、「おともだち」は無線封鎖してある。電波を照射されても軍用機なので問題ないはずだ。
しかし、「おともだち」は次々と正規の手順でシャットダウンして倒れていく。
大出力のレーダー波でサージ電流を発生させ、「おともだち」内部から停止コマンドを無理やり打ち込んだのだ。
これは勝てない。彼女は苦痛をこらえ振り返ろうとした。
……だが、身動き一つとれない。気づけば目の前に巨大な魔法陣が浮いている。
セントレイク特製、異能者封じの結界魔法陣だ。
何もできないまま、「おともだち」指揮官は立ったまま意識を失った。
こうして、「おともだち」の長い遠足は終わった。

「今度はこっちが仲良くする番だな」
作戦司令官の台詞を聞いた副官は、怖くて彼の顔が見られなかった。
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DALL-E3で生成しました。

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