boy starry sky
こんな格好って言っても夜はユニセックスな格好だがな。
「うちの母親がな、俺が生まれたときに亡くなったんだってよ。ああ、そんな顔すんなよ。俺にとっちゃ顔も知らない相手さ」
そうだ、顔も知らない。
普通なら写真の一枚でもあって当たり前だと思うが。
本当に顔も知らない。
「親父がそっから狂っちまってな。俺は女として育てられた。物語なんかだとよくある話だろ?まあ、現実でそんなことしてるやつがいるってのは笑い話にしかなんねえがな」
ふん、まあその親父も死んじまったんだがな。
なあ親父。
その後親戚は腫れ物にさわるみたいな目をして俺に男物の服を与えたぜ。
口調だってなおされた。
でもな、おれにとっちゃあそれまでの事だって別に不満はなかったんだ。
親父が笑ってくれたからな。
時々つらそうな顔をしてたのは気がついてた。
でも、俺が…
ううん、私が母さんの代わりになっても構わなかったんだ。
あの頃の私にとってお父さんだけが世界の全てだったんだから。
でも、急にそのお父さんが亡くなって。
さらにそれまでの世界を皆否定された。
ねえ、私はいったいどうすれば良いの。
「ねえ、流れ星に願い事をすれば叶うって本当かな?ああ、本気にするなよ。わ…俺だってわかってる。そんなこと一瞬の逃避にだってなりゃしない」
でもね、逃避に逃げ出したくなることくらいはあるんだよ。
そして、その逃避中にまんまと出くわした哀れな被害者がお前って訳だ。
女として生きてきた私。
どうしたって男である俺。
「こんな支離滅裂な話につきあってくれてありがとう。なあ、生きるって難しいな」
ふん、こいつとの友情も今日までか。
いいさ、一人には慣れてる。
お父さんが死んでからはずっと一人だったんだから。
「星に願いを…か。ピノキオは人間になることを本当に望んでいたのかな?ゼペットじいさんが望んでいたから人間になろうとしただけだったんじゃないのか?それは、本当のピノキオの願いなのか?」
うん、何かいてんだ私はwww
深夜テンション怖いわw
お題を全部足そうとしただけなのに。
駄目ですね。体調のせいか明るい話がかける気がしない😅
呪文
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