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練習(ご主人様と三人のメイドシリーズ 邂逅編 一つの終わりと新たなる始まり 昔話 天使と悪魔 二人に迫る悪意)

使用したAI Custom Model
その1

https://www.chichi-pui.com/posts/fdb8a2f7-a56d-4f9e-bb43-bbdda00dcc4f/

その2

https://www.chichi-pui.com/posts/04fde0da-8865-4541-b143-5e2531424468/

その3(前編)

https://www.chichi-pui.com/posts/c858eca0-dd57-4d61-966f-a47038ab69c0/

その3(後編)

https://www.chichi-pui.com/posts/735da30f-82e6-47d2-9dbf-d36f1e717fe1/

その4(前編)

https://www.chichi-pui.com/posts/1d0740b6-d386-4080-b142-4e4f09659fc6/

その4(後編)

https://www.chichi-pui.com/posts/705e47fb-b563-45ea-8199-0a4e0c3f3726/

その5(前編)

https://www.chichi-pui.com/posts/e2902af6-7f4d-45ef-82f5-86ad5d09ec72/

その5(後編)

https://www.chichi-pui.com/posts/b657a652-c15c-465f-8e48-f26517fc00d5/

その6(プロローグ)

https://www.chichi-pui.com/posts/5251440b-6a9c-4b15-a58b-b120b2bacee4/

 ぶっちゃけ、ここからは今までのようなエロはありません(小声)
舞台が移れば別ですが。一区切りついたらまたエロは出ます()
 なので、冒頭の1-2枚はサービスショット。今回はトワにして
もらいました。
 久々にご主人様side。男出せたけど打率低すぎなんだよなぁ()

ご主人様side

「ライ、遥か昔、この世界は神や天使や悪魔が人間と共存する世界
 だったんだ」
「そ、そうなの?」
「だけど、今となっては本当に神や天使、悪魔が居たかなんてのは
 誰も証明出来ない。神話などはあるがね」
「そうなんだ……何だか残念だなぁ」

 昔、まだ仲が拗れる前は父はこうやって色々な話を聞かせくれた。
その中で特に興味引かれたのは、神、天使、悪魔がこの世界で人間
と一緒に居たという話だった。

「今となっては、神はこの世界には居ないかもしれない。けれど、
 天使や悪魔は今でも居るんだ」
「えっ? ど、どういう事、父様」

 父は俺の頭を撫でながら諭すように言葉を紡ぐ。

「悪魔は人の心として今もこの世界に居る。心の中でも欲望は最悪
 の悪魔になりうる」
「欲望が……悪魔に」
「今のお前にはまだ難しい話だろう。だけど、今から言う事を覚え
 ておいてほしい」
「はい、父様」
「欲望の全てが悪魔と言うわけでもない。だけど、それは常にお前
 の周りに現れる。悪魔に……欲望に負けない大人になってくれ」
「大丈夫です、僕は父様みたいな立派な大人になってみせます」

 そう言った俺の頭を再び撫でながら父は更に続ける。

「清廉潔白な存在。天に選ばれ特殊な力を持つ人間。それが天使」
「清廉潔白な人間」
「天に選ばれただの清廉潔白は例えにすぎない、だが、たまに普通
 の人とは違った力を持つ人間が現れる」
「は、はい」
「私もほんの数人にしか会ったことがないけどな」
「あ、会ったことあるんですか?」

 父は撫でる手を止めて、少しだけ窓の外に目を向けた。

「姿形、何一つ普通の人と変わらない。なのにその力のせいで迫害
 されることもある。力を忌み嫌い、自ら命を絶つ者も居る」
「……。とうさま?」
「ライ、お前がこの先、そのような人間に会うような事があれば、
 守ってやってくれないか?」
「は、はい。必ず守ります」
「ありがとう。約束だぞ」
「はい、約束です」

 今にして思えば、父は天使と表現していた人物に会い、そして、
守れなかったのかもしれない。
 亡くなった今では尋ねることは叶わない。どうしてこんなことを
今になって思い出したのだろうか。

「ご主人様」
「メイド長、どうしたの?」
「教会の件ですが、こちらになります」」

 読むだけで頭が痛くなる内容が記載されている。もしあの助けを
求める声に耳を傾けなければ、二人の少女の身が危なかったという
事になる。

「ただ……決行日に関しては、もう少し時間が欲しいとの事です」

 これに書かれている父親の行動が事実なら急がないとまずいけど、
決行日が分からないと、逃げられる可能性が高い。

「メイド長」
「ご主人様が仰りたい事は分かっていますよ」
「頼むよ」

 その時、スマホに着信が入る。例の教会の番号だ。

「……。もしもし」
「どうか……お願いします。あの子達を救ってください」
「っ!? 必ず救う。だから……安心してくれ」

 いつもとは違う女性の声に聞き覚えは当然ない。しかし、あの子
達と呼ぶその声の女性が誰なのかは察することができた。
 何故を考えている暇はない。やる事が増えるけど仕方ない。

「ご主人様?」
「あの周辺のお偉いさんと話がしたいからアポを取ってほしい。
 派手に動く事態になりそうだから、無許可はまずいからね」
「分かりました。そちらもすぐに用意しますね」

数日後

イノリside

「昔、この世界の人は神様や天使、悪魔とも共存していたの」
「そ、そうなんだ」
「でも、今は神は天上に去り、天使や悪魔も姿を消してしまった」
「どうして?」
「それは誰にも分からないわ。神様は、人間に地上を託した説が
 一番言われてはいるけれどね」

 そう言いながらお母様は私の頭を撫でてくれていた。姉さんは、
お話が退屈なのか眠っていましたね。まだこのころは、私の力は、
自覚するほどではなかったけどもう存在していた。

「神様と一緒に天使や悪魔は消えてしまったの?」
「天使や悪魔は人になってこの世界に居ると言われているわ」
「えっ? じゃあ、もしかしたら普通に人として暮らしているのか
 もしれないってこと?」
「そうね。でも、天使も悪魔も姿は見せないの」
「どうして? どうして姿を見せてくれないの」
「人の心に悪魔は潜んでしまっているから」
「悪魔が人の心に?」

 お母様は私の頭を撫で続けながら言葉を続ける。

「でも、普通にしていれば悪魔は決して出てこないわ。まだ貴女
 にも早い話だけど、いつかは分かるわ」
「うん」
「天使は……時々、人に特殊な力を与えてしまうの」
「特殊な力?」
「どんな力かはその人しかわからない。けれど、時にはその力に
 悩まされ、苦しむこともあるわ」
「そ、そんな」
「心配する必要はないわ。そんな時は困ってる人を助けてくれる
 正義の味方が必ず現れるから」
「そうなの?」
「私にはそんな力はないけどね。少し昔、困ってた私を助けてくれ
 たのはお父さんだったわ」

 子供の私にそう言いながら微笑みながら惚気ていた。お母様は、
私の中の力には気づいてたのかもしれない。

「それでね。イノリ、悪魔は天使を堕落させようとするの」
「だらく?」
「自分の仲間にしようと、色々と卑怯な手を使うの」
「そんなぁ。ひどい」
「もし、そうなっても負けちゃ駄目よ。必ず正義の味方が現れて
 助けてくれるから」
「うん、絶対負けないよ」

 子供の頃にお母様がそんな話をしてくれた事をふと思い出した。
今のお父様は……お母様が言ってたような悪魔になってる。
 私の力が天使と呼ばれるような力かは分からない。けれど、本当
に現れるのだろうか……私の心が完全に悪魔に堕とされる前に。

 養父は今日も出かけている。外で何をしているのでしょう。手を
出されないのは安心するけど嫌な予感がする。
 そんな事を考えながら掃除していた時、悪意を持つ者達が教会に
現れました。

トワside

「はぁ……」

 大学にきて必修の授業は受けて今は、空き教室に入り込んでいる。
この数日間、父は何も仕掛けてきていない。それが不気味に思って
いる自分が居る。
 様子を伺う限りでは、イノリの方にもちょっかいは出さずに普通
にしているようだ。
 私との約束を守っていると信じるかと言われたら、信じたいけど信じられない自分が居る。

「どうすれば……良いの」

 どうやっても答えは出ない。そんな時だった、教室の扉が開いた。
入ってきたのは……えっ、なっ、何なの私を見て向かってきている。

「見ぃつけた」

呪文

入力なし

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