小説『ノルンエースさん、物語の手綱を込めて』【ニャンノ世界】
『ノルンエースさん、物語の手綱を込めて』
夕陽、夕暮れ、1日の終わり、走り歩き、ストレッチをする。
ノルンエースも、以前までは、程よく頑張る程よく走ればそれでいいと思っていた…
泥臭く頑張るオグリを見て、ダサいと感じていた…けど、そういう感情で見てしまったのは周りに流されて、空気に負けてしまった自分がいたからなんだと、オグリとレースをすることで、ノルンエースは感じた。
だから、自分自身に蓋をしていたんだと気づかされた…泥臭く頑張ろうとしたって無駄なんだってノルンエースは己自身でブレーキをかけていた。
だからこそ、オグリキャップの笠松音頭を見て、吹っ切れた
そうか…走るってことは、進むってことは、駆けるってことは、オグリキャップのことなんだと…
キラキラを煌めく光に、ノルンエースも触れたいと願った…だから…
「あーしはあーしなりに頑張ってみるじゃん」
タオルをしっかり握り、爆弾先生や、川村トレーナー、ルディレモーノ、ミニーザレディに向かって言った。
「オグリの熱は、周りを変える起爆剤だなボバババ」
爆弾頭の爆弾先生がチカチカさせながら豪快に笑う
「ちょっ、あーし、本気なんだけど」
「ノルン、デレてるねイヒヒヒ」
「ミニー!あーしはあーしは!うぅ」
「こりゃあノルン、いいトレーナーになれるよ」
「確かに面倒見いいですもんね」
ルディレモーノと川村トレーナーが
ノルンエースがオグリに対するサポートには眼を見張るものがあった。
ノルンエース、地元で強いという枠を超えて今日も彼女は、己の夢をニャンノ世界の大地を踏みしめて進んでゆくのであった
呪文
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