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水着美少女とH⑩

使用したAI その他
『エピローグ』

パンッパンッパンッパンッ……

「あっ、あっ、あっ、あっ……!」

打ち付ける腰のリズムに合わせるように、女の子が喘ぎ声を漏らす。間もなく絶頂を迎えつつあったあなたは、更に速度を増して昂ぶる男根を彼女の秘所に突き入れた。

「あッ!ああああああぁ……!!」

女の子が一際長い嬌声をあげて身体をビクビクと痙攣させたのを認め、あなたは盛大に射精した。

「ありがとう、気持ちよかったよ……」

荒い息をつきながら、ショートヘアの似合うその女の子は汗塗れであなたに微笑みかけた。
つい数時間前に夕暮れの砂浜で声をかけたばかりの少女だった。

女の子の頭を撫でながら卓上のカレンダーを見る。今日は8/31。エロ漫画時空なるこの世界に迷い込んでおよそ60日が経過していた。

(夢のような体験だったな……)

目を閉じたあなたを眠りの世界が誘う。


※ ※ ※


目を開いた。
隣に寝ていた女の子の姿はなく、自分が病院のベッドで横たわっている事にあなたは気付く。おまけに足にはギブスが巻かれ、点滴まで設置されている。

「なんだコレ……」
「やあ、お目覚めのようだね」
「お前は!」

2ヶ月前に出会った怪しげなローブの男が果物ナイフでリンゴを剥いていた。

「食うかね?」

ウサギさんの形に切られたリンゴを中田譲治のようなイケボですすめてくる。取り敢えず、食ってみた。美味い。

「どういう事だ……?」
「交通事故に遭った君はこの2ヶ月の間、セイシの境を彷徨っていたんだ」
「セイシ!?」

どの字が入るの……?と困惑するあなたに、魔術師を「フッ」と微笑み返す。

「偶々現場に居合わせた私は瀕死の君を延命する為に、ある賭けに出た。並行世界にいるもう一人の君に助力を請い、一時的に精神を交換してある儀式を行ったのだ」
「……それが、60人とHした理由か」

然様、と魔術師は首肯した。

「"性"とは"心と生"、即ち生きる力の事だ。君は自らのスケベ心によって生き残る事が出来たのだよ。おめでとう」
「あ、ありがとうございます……?」

夢だけど、夢じゃなかったってことか。
ナンにせよ、生きてるって素晴らしいな!あなたはそう思う事にした。

「ところで、今はいつ頃ですか?」
「ふむ、11月だ」
「じゅっ……!?2か月も寝てたのかよ!?」
「今年の夏は残暑が長かったからね、寧ろ秋が来るまで眠っていて丁度良かったと言えよう……」

アディオス、青年。胡散臭い魔術師はそう言い残して病室から去って行った。

窓を開くと、確かに涼やかな風を感じる。夏の太陽と水飛沫に輝く水着美少女達の肌を懐かしみながら、あなたは退院までもう一度眠りなおす事にした。

ありがとう、夏。


【過ぎ去りし夏を求めて・了】

呪文

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