アマゾネス調教日誌【後日譚】
1年前、組織が壊滅してから痕跡を消していた。幸いにも組織壊滅時に、俺は根拠地にいなかった。前日の仕事が終わった後、気持ちのリフレッシュを兼ねて1泊の旅行に出ていた。組織壊滅の翌日、根拠地付近は非常線が張られていた。目立たない普段着を着ていたので、軽く様子をうかがったが、根拠地は空爆でも受けたかのように、跡形もなかった。俺は後ろを振り返らずにその場を後にした。
その日から、情報を集めながら、他人とは関わらないように生活した。組織を壊滅させたのはワンダーマムの娘で、俺がいなかった1日でやったとのこと。その際、根拠地にいた構成員は皆殺しになっていたとのこと。組織に囚われていたワンダーマムは解放され、現在は依然と同じように活動しているとのこと。おそらく俺は、生きているとは思われていない。しかし、ワンダーマムの情報網だと、生存を特定される。見つかったら、その日が命日だ。そう思って生活していた。
俺の携帯のメアドを知るものは少ない。少なくとも組織の人間はいない。そもそも携帯だって今働いているカジノの支給品なのだ。そんな携帯に知らないアドレスから、こんなメール本文と添付地図ファイルがついていた。
【表題】忘れてないよね?
【本文】〇月✕日△時、この場所に来なさい。逃げられるとは思わないように。
俺の人生終わりだという大きな絶望と、マムに会えるという微かな喜びを内心に抱え、指定の場所へ向かった。
指定されたのは場末のリゾートホテルだった。サングラスにトレンチコートをまとったワンダーマムがエントランス前で待っていた。顎で促されて、後ろをついて行くと、一室に通された。
ここでリンチでもされるのかと思うと、情けないが冷汗を体中にかいて、怯えながらマムを凝視した。コートの上からもわかる、美しいプロポーション。そう思うと、身体を併せたあの日を思い出し、下半身にこみ上げるものを感じた。しかし、委縮していたので勃起つまではいかなかった。そんな中で、マムはコートを開けた。コートの下は…あの時の、調教していた時のマムの姿だった。
《現場に復帰するまでは忙しかった。衰えた身体を戻すためにキャロンがいろいろとサポートしてくれた。そのおかげで、弱体化光線の影響はなくなり、身体能力は回復した。しかし、淫らに変わり果てたプロポーションは戻らなかった。同じように、私に芽生えた気持ちも…。
現場に復帰してからは、以前と同じように活動できた。それなりに多忙で、あの忌まわしい日々も脳裏から消えかけていた。そのような中、娘が言ったことが引っ掛かった。
「組織のやつらは半年前に全滅させたけど、根拠地にいなかったやつも捕まったのかな?」
私が組織に囚われたとき、3人の調教師が私を責め嬲った。そのうち1人は単独で、2人は初日は単独だったが2度目以降は2人がかりで調教を行った。私が助けられたとき、2人組の調教師は文字通り焼失した。私を救出に来たとき、パワードスーツを着たキャロンが扉とともに燃やしてしまったのだ。2人が焼失したときには、正義のヒロインとしては失格だが、溜飲が下がった。2人は屈服させると称し、鞭打ちや電撃などによる暴力、浣腸やくすぐりなどによる精神的拷問を繰り返し行っていた。苦しくはあったが、決して屈するものかという強い意志で抵抗した。しかし、あの男は、彼は違った。確かに彼は自分が気持ちよくなりたいという意図はあった。しかし、私を悦ばせようとする意図も感じられ、私は…自分が女に生まれたことを思い知り、女に生まれた喜びを知った。でも、そんな彼にはもう会えない。そう思っていた。
娘のいない隙を見つけて、組織の行方不明者名簿を国際警察のデータバンクから確認した。その中に彼の写真を見つけたときは、胸が少し熱くなった。顔が赤くなった自覚があり、股間に手を当てると…湿っていた。彼の写真をプリントアウトし、情報屋に尋ねまくると、裏カジノでディラーをしているとの情報を得た。遠目で彼を確認すると、込み上げてくる来る涙を抑えられなかった。はやる気持ちを抑えて、彼のメールアドレスを入手。キャロンの学校の宿泊研修に合わせて、リゾートホテルの予約をとった。
「お母さんも最近忙しかったからね。ゆっくりしてきてね。」
娘に後ろめたい気持ちはあったが、後悔はなかった。そして、彼にホテルの地図を添付して、メールを送った。
【表題】忘れてないよね?
【本文】〇月✕日△時、この場所に来なさい。逃げられるとは思わないように。
絵文字の「❤」をつけようと思ったが、流石に思いとどまった。
約束当日、彼が来る2時間前にチェックインし、ホテルの部屋で着替え。着るのは彼との思い出のあの水着。顔色がわからないようにサングラスをかけ、ブーツを履いてコートを覆った。
30分前にエントランスに降りていく。5分前に彼が現れた。言葉がでない。不器用に彼を促して部屋に向かう。鼓動が煩い。部屋に入り、彼に向き直る。視線が熱くて…嬉しい。震える手でコート開けた。彼が息をのむ音が聞こえた。》
追伸 : 需要があれば、続編書きます。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 712504056
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength
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- Steps 30
- Scale 7
- Seed 712504056
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras