『トイレの民』教祖 美乱坂キサラはブラウエ・シュライベと再会する
美乱坂キサラの前に小さな青い猫のぬいぐるみが姿を表した。
「ブラウエさん…」
因縁の相手を目にするブラウエ
「ニャニャニャ、俺は、もう、君を道ずれに爆発したから、身体はなくなって、魂だけでこんな姿になってしまったがな…」
「謝りに来たのですか…」
「いや、そうじゃない…、まぁ、秘密結社シャドウズを率いてはいるが、それらは統裁に任せてるだけだ。実質、俺に権威はない、だからよ…まぁ、トイレの民と何だかんだドンパチするのが楽しいっていうか、なんというかだな…、うまく言えねえけど、トイレの民も、何だかいいなって思ったよ、苦しい時はトイレに吐け…その、あれだ、入信してもいいか、トイレの民に…」
「シャドウズを裏切ることになってもですか…」
「アイツらなら俺がいなくたってやっていけるさ、葉巻をくれないか、チョコ型のやつはってないか…あはは」
「あなたって人は…」
「爆発したことは消えねえ、だけど、人生は、俺の猫生は終わらねえ、植物が枯れれど、いつかはまた花が開くこともあるって信じてぇんだ…」
ステンドグラスの光に指を差す
「ここは終末世界だ…技術は進めど、
俺たちの心はまだまだ発展途上、これからも考え続けよう…考えることを辞めたら…猫は猫なのかって考えてるんだ…」
「金魂米食べますか、ライスが作ってくれたのです」
「お前さんの娘さんのか…食べてみたいな…」
「じゃあ、私の家で夕食でも食べましょう」
「あっ…あぁ」
555(別名222)事件
ブラウエが美乱坂の記念パレードに
爆弾おにぎりを持って自爆した事件
過去の傷跡は未だ癒えず、
戦場は荒れ果てたままであるが、
かすかに大地の端で1つの芽が地表に出た瞬間だった。
秘密結社シャドウズはこれに対し、
激怒するものの、
ブラウエの必死の説得で和解し、
少しだけ雪が溶けたのであった。
だが、組織とは1枚岩ではなく、
複数の要素を孕んでいる。
ゆえに1つの光がまた、別の闇を産み出していることを、彼らはまだ知らなかった。
戦争は終わらない…進化の根元は、
生物間の闘争故に発展したもので
あるならば、
敵は外部から内部に変わる。
それぞれで戦闘が巻き起こる。
複雑に絡み合う、正義と正義のぶつかり合い…彼らは世界はこれから、どのような動きを見せるのか…それは神ですらも、わからないのかもしれない。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
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- Steps 69
- Scale 9
- Seed 466684688
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
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