ユークラシアさん主催の投稿企画「くノ一を愛でよう」に参加します。
秘密の手紙を盗み出し、満足げにお屋敷へ戻ってきたメイド弐拾参號(1-4枚目)
メイド弐拾参號「ふふっ、エリートくノ一の私にとってはチョロいお仕事ね✨」
ほくそ笑むメイドくノ一に近づく黒い影…(5-6枚目)
執事長「やや、君はメイド弐拾参號じゃないか。こんな所で何をしている?」
メ「げぇ!執事長⁈」「いや、執事長殿こそ、こんな夜更けにどうして…?😰」
執「屋敷の警戒は執事の務め(キリッ)」「やや!まさか…お主は屋敷から手紙を盗み出したのか…?」
メ「え…ちが…」
執「まったく…今なら目をつぶっておいてやるから、黙ってその手紙を渡しなさい😤」
チッ!と軽く舌打ちすると、弐拾参號が執事の目にも止まらぬ早さで拳を繰り出す。(7-8枚目)
メ「『違う』っつってんだろ、このうすらトンカチ!」「人の手柄を横取りすんじゃねー!」
執「むむむっ、けったいな⁈」「言葉遣いも下品じゃないかね!」
メ「うるせー‼︎」
たちまち撃ち倒された執事長を脅すメイド(9-10枚目)
メ「ふふっ、お坊ちゃん集団の執事くんじゃ大したことないわね✨」
執「ぐ、愚弄するか…それにしても強すぎる…」「いつもは箸も重くて持てないような顔をしているのに…」
メ「ホホホ、『敵を欺くにはまず味方から』女の仮面の下にはくれぐれもお気をつけあそばせ✨」
執「ウグッ!」
とどめの一撃を喰らって気絶した執事長殿を見下ろすメイド弐拾参號(11-12枚目)
メ「ふんっ!まったく足手まといのおぼっちゃん執事たちときたら…」
昔から相性の悪い執事ちゃん一族とメイド一族(くノ一一族)でした。
(裏話)
メイド服の下に鎖帷子を表現したい、とずーっと試行錯誤していたのですが、Bakuさんの「ワイヤーメッシュ水着」をお借りしたら良い感じのが出ました😊 ありがとうございます。
https://www.chichi-pui.com/posts/e7c045fe-5943-4bb2-9089-e1867fcd3002/リアルな話として、明治維新で大名が華族になった際、家老級の重臣が家宰という執事的なポジションにつく例が多かったらしいです。例えば、忠臣蔵で有名な浅野家のご子孫の家宰は大石内蔵助の子孫だったとか。
そこで、執事ちゃん一族のご先祖様も重臣家系という設定にしました。
一方で、くノ一がメイドになったという史実はなく創作ですw
で、毛並みの良い執事ちゃん一族と、裏稼業現場叩き上げのくノ一転じてメイド一族とは分かり合えない仲という次第です。
ちなみに、メイド弐拾参號は後にメイド長になる優秀なくノ一です。
現代のメイド23号との血縁関係はありません。現代のメイド長との血縁関係は決めていませんw
メイド一族も執事ちゃん一族も長は実力で決まる設定です。
ただ、どちらの時代の23号もドジっ子要素を入れたいなー、とは思っています。
どちらも再登場するか分かりませんけどw