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無銘に従う第一幹部
幹部は死屍累 望 『十戒』メンバー
の第一を司る者、
『わたしの他に神があってはならない』
今回、彼女が掃討した理由に、
極とまゆ子の存在が、
この行動理念に反すると定まった故に
無銘から指示され、
極、まゆ子両名の暗殺が執行される。
彼らによって創造された人物も、
目標に入り、掃討された。
「すまないな、君に汚れ仕事を引き受けさせて…」

「いえ、主は2つといてはならないですから…」

死屍累は、街中に行き交う人々を見る。

「私たちと比べて、彼らは幸せそうですね」

「あぁ、だが、もう我々は光のもとへは歩めんよ」

「絶望故にNK在り」

「絶望は晴れることなく、闇のなかで燻る」

死屍累は街へと消えてゆく、

「極、私はお前を大切な友だったよ、お前が創造主になろうと思わなければ、死ぬことはなかったのにな」

無銘は処理された報告書の、
極とまゆ子が映った画像をゴミ箱に捨て、
火をつけたままのライターを捨てる。
燃える、結婚式、花嫁と花婿の写真…

もう戻らない、戻れない
時は無情、世界は簡単に巻き戻せない
故に人生…

〈絶望報告書〉
絶望結社NK 第一幹部
死屍累 望
凄腕の殺し屋
幹部のなかで
最も無銘をよく知る人物、
名前を捨て、顔を捨て、真っ黒な仮面を付けた彼の生前の過去を知っている。
尚、過去、素性を何らかの手段で知ろうとした場合、例え、NK構成員であろうとも、
粛清対象に入れられる暗黙のルールが存在する。
何か、相談事があると無銘が
秘匿回線を使用するほどの信頼をおける人物。
使用武器はNK製の傘で相手を殺害、
様々な暗殺技術を習得している。

創造主たる存在を殺す絶望を
背負い、今日も任務を請け負い遂行中。

呪文

入力なし

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