絶対敵にできぬ存在
ミント「最近、気配を発しない存在を個々で目撃されてるそうよ?」
ラーヴィ「気配を察知しない?そんな存在が?」
ミント「ええ、だからこうし.....え?っ?」
二人は目を疑う...
①
気配はない。無の存在だが...目視することで感じる...
絶対的強者であり、敵わない存在だと...
それよりも、二人は見覚えがあるだけに
残酷に記憶が呼び覚まされる...
滅ぼされた故郷
https://www.chichi-pui.com/posts/38a4a9d3-af6d-4369-a03c-4533add3ab22/
②
ミント「あ!?ああああああああああああ!?」
トラウマになり染み付いている光景...いや、姿だろうか。
気配を全くさせないのに、そこに存在する恐怖!
ミント「集落を!?マリーおばあちゃんを襲った邪神!?なんで!?」
混乱するミント!そして
ラーヴィ「!?!?!?」
言葉にならない程の怒りがラーヴィを侵食する...
③
ラーヴィ「貴様ぁ!?」
即座に帯刀していた愛剣を構える...全身を怒りで包まれ制御ができない!
冷静になれば分かるはずの...実力の差は歴然
秒でやられるだろう...しかし、どうしても!
ラーヴィには抑えれなかった。
コノヒトガアンナコトスルハズガナイノニ!
ラーヴィ「なんで!?集落を!マリーを殺した!アンタは!?」
??「...コロした?」
音で聞いたのか、オウム返しをする脅威。
④
ラーヴィ「僕は覚えている!動けないマリーに刃を立てたアンタを!アンタは故郷とマリーの敵だ!必ず仇なす!」
??(ああ...小僧は勘違いしているのか?そしてこいつは...)
勘違いと知り、相手の殺意を感じぬことにする。
⑤
??(コイツには俺がこう映ったのか?確かに、マリーの救助は間に合わなかったが)
全てを伝えるとしても、今は通じないだろう。
案外冷静に悟り、次の手に講じる。
⑥
ラーヴィ「此処で会えたなら!?一矢報いる!マリーと!?集落の敵をぉ!」
怒りで完全に冷静を欠いているラーヴィ。
ミントは恐怖で動けない...
??(仕方ない、まだ子供だしなぁ?)
⑦
??「では...」
ゆらりと動きが...即座にラーヴィに浮かぶ光景が...
⑧
ミント「!?」
無惨にもミントが瞬で斬り殺される...
瞬時に脳裏に浮かんでしまう...
ミント「!?うそ....」
ラーヴィ「ミントーーー!?」
⑨
実際のミントはすくんで立ち上がれていなかった。
脳裏に浮かんだのは...
ラーヴィ(!?もし立ち会えばのヴィジョン!僕が避けれてもミントが!?う...動けない!)
相手から浴びせられるのは、殺気だけであり
実際は手を出されては居ない...
もし手を加えればどうなる?...そればかりか、動けず後ろで怯えるミントが犠牲になる!
⑩
ラーヴィ(!?何も出来ず!?殺されるしかないのか!)
今まではどんな脅威も超えられたが...
今一瞬で超えられない脅威が居る...
それも、、、足掻くこともできない...
数しれない修羅場を勝ち超えたラーヴィだが、絶望が脳裏を覆う...しかし、それでも!?
ラーヴィ(!?ミントだけでも!?生かさねば!)
ラーヴィは全防御の姿勢でミントを防御する...
ラーヴィ(ミント!?しっかり!!?逃げて主様に!?)
だがミントは怯えるばかりで呆然としている...
⑪
??「...オマエラに用はない...せめて精進しろ」
ラーヴィ(!?情けを)
見逃しというよりは、本気でラーヴィとミントには興味は無いようだ。意に介さず即座に二人を背に去っていく。
??「強くなりたいのなら、ぬるま湯から出よ。貴様はそんなもったいない環境でいいのか?」
脅威はそのまま何もすることなく去った...
残された二人はただただ、、、、呆然とそのまま小一時間、すくんでいた...
呪文
入力なし
6件のコメント
コメントをするにはログインをする必要があります。
晴天アポカリプスの時のような事をずっと続けているのですね(*/ω\*)まさに最強
はい♪彼です♪
返信先: @
ベルセルクみたいな方ですね
大好きなんです😊
神話です、ベルセルクは。:゚(;´∩`;)゚:。
だけに、惜しいお方を失いましたorz
返信先: @